銅製品のお手入れ方法

●ご使用後は食器用洗剤で内面をスポンジ又は柔らかい布等で洗い、水気を拭き取って乾燥させてください。

●研磨剤入りナイロンたわし、金属たわしや磨き粉等を使用しますと、表面に傷がつく原因となるので使用しないでください。

●銅製品の内面には緑青が発生することがあります。緑青は人体には無害ですのでそのままでもご使用になれますが、酢に同量の塩を混ぜた溶液を布につけてこすり落とすことが出来ます。その後は食器用洗剤で洗い、すすいで水気をよく拭き取ってください。

●ご使用された後はポットの水を捨て、乾かしてください。水を入れたまま長時間放置すると、稀に黒いスポット(黒点)が出てくる場合があります。この黒点は内面にメッキされた錫が変色したもので人体には無害ですのでそのままでもご使用になれますが、この黒点は容易には取れません。

銅製品の外面が変色した場合、銅製品専用の銅磨き材等で磨いてください。

銅ポット・銅ドリッパーの内面は錫メッキ仕上げです。

銅鍋の使用上の注意

  • 空だきをしない
  • 鍋の中に料理を入れたまま保存しない
  • 強い酸性やアルカリ性のものの煮炊きは避ける
  • 炒め物には使用しない
  • 使用後は洗浄してよく乾燥させる

ステンレス製品のお手入れ方法

  • ご使用後は食器用洗剤で内面をスポンジ又は柔らかい布等で洗い、水気を拭き取って乾燥させてください。また白い粉状のものが付着することがありますが、これは水道水中の微量成分が固まったものですので無害です。
  • 研磨剤入りナイロンたわし、金属たわしや磨き粉等を使用しますと、表面に傷がつく原因となるので使用しないでください。
  • 液等が焦げ付いた場合はナイフや傷つけやすいものを使用しないでください。熱湯に浸して焦げ付きを柔らかくしてから取り除いてください。
  • 塩分や酸等を含んだ汚れを付着したまま放置したり、湿気の多い場所での保管は変色や腐食の原因となります。

もらい錆び

スチール製のタワシで鉄のフライパンなどを洗った時や、錆ついた物がステンレスに付着し不動態膜を侵食して錆びる。

洗剤等による錆び

液体の洗剤では余り無いのですが、固形の洗剤で酸性やアルカリ性の物を長時間近づけた状態では危険です。 最近では「排水口のヌメリ取剤」を使用していてシンクが錆びると言う事例も多数あります。

水道水等による錆び

地域によって違うのですが、水道水の中に入っている消毒用の塩素濃度が高いことがあり(夏場)その水道水を使用し、パスタ料理や漬物を調理した時の水分が良く流れず、ステンレスに付着したままの状態が長時間続いた時など。